黒木工吉のフィギュアスケート解説ブログ

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祝!申雪/趙宏博組 金メダル!伝説の『トゥーランドット』を振りかえる

中国のペア、申雪/趙宏博組が見事優勝!
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ペア優勝の申雪、趙宏博組 復帰でつかんだ頂点 フィギュア
2月16日17時2分配信 産経新聞

 万感の思いだった。「ランク1位」のアナウンスが場内に流れると、31歳の申雪と36歳の趙は声を裏返して抱き合った。金メダル。「言葉にならない。夢のようだわ」。申雪が声のトーンを一段と上げた。初めて夫婦で臨んだ4度目の五輪で頂点を極めた。

 リフトで一つミスが出たものの、高いジャンプと息があったスピンで得点を重ねた。曲が止まると観客は総立ちに。1992年から寄り添ってきた2人に称賛を惜しまなかった。「SP1位の重圧があった」(趙)とは思えない強さだ。

 本命とみられた前回トリノ大会に忘れ物をした。開幕半年前に趙がアキレス腱(けん)を断裂。銅メダルを奇跡といわれた。だが、趙は違った。「百パーセントなら…」。07年に結婚した申雪と話し合い、今季、金メダルだけのために復帰した。

 それだけに趙は「今にも泣きたいよ」と笑った。豊かな情感と精度の高い技を併せ持つ滑りは年輪を重ねた2人だからこそ。ロシアの連覇を「12」で止め、ペア王国・中国も宣言した金メダルを誇らしげに見つめた。
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わたしがこの二人の演技で最も印象に残っているのは、2003年世界選手権で披露した、『トゥーランドット』です。

この時、女性の申雪は怪我をしていました。本来であればジャンプの着氷など、とんでもない情況だったといいます。



しかしこの動画の3:41あたりの、凄まじい高さのスロートリプルループ!!!
「怪我は!?」とだれしもが突っ込んだことでしょう。

そしてそこからの演技はまさしく感動的です。これは筆舌に尽くしがたい。
このとき観客のほとんどは、申雪の怪我のことを知っていたそうです。

『トゥーランドット』はプッチーニの代表的なオペラ作品です。

作品のストーリーは、氷のように冷たい心を持つトゥーランドット姫が求婚者に三つの謎を解くことを求め、出来ない者の首を刎ねてしまう、その中でダッタンの王子カラフが見事に謎を解き、姫の心を開くと言うものです。

そういう意味で申雪は難しい技で趙宏博の心を試しているのだという解釈もできるのですが、この場合痛みに耐えて難しい技を決めていくのはどちらかというと怪我をしている申雪のほうのわけですから、トゥーランドット姫も自分の氷のような心と闘っていたのだろうなぁ、などという勝手な解釈にもなってしまい。

特にダイナミックなスロートリプルループの後の演技などには、涙するほどの感動を覚えてしまうのでした。

おめでとう申雪/趙宏博組!!

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