黒木工吉のフィギュアスケート解説ブログ

フリーライター黒木工吉のフィギュアスケートに関するブログです。最新の技術解説、選手の情報からフィギュアスケートというスポーツ全体まで様々な角度から論じてみます。

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バンクーバーオリンピック男子SP直前企画!読めばテレビ放送が1.3倍くらい楽しくなるかもしれない主要選手紹介!①

今回はいつもの記事をいったん置いておいて、バンクーバーオリンピック男子SP直前企画として、メダルに絡んできそうな選手の紹介をしたいと思います。

これを見ればいつもはフィギュアスケートを余り見ないという方も、1,3倍くらいの微妙な倍率で、放送がたのしくなるかもしれませんね!

まずは滑走順を紹介しておきます。
http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skating/schedule-and-results/men-short-program_fsm010201uH.html

今回の男子フィギュアスケート競技においては、過去最大ともいえる、激戦が予想されます。ざっと上げるだけでも、メダルに絡むだろう実力派が10人以上おり、しかも本当に予測が難しくなっています。

主要な選手を抜き出します。

1 エフゲニー・プルシェンコ AAA
2 ステファン・ランビエール AA
3 ブライアン・ジュベール AA
4 エヴァン・ライサチェク A
5 ジェレミー・アボット AA
6 トマシュ・ ベルネル A
7 パトリック・チャン AA
8 ジョニー・ウィアー A
9 高橋大輔 AA
10 織田信成 AA
11 小塚崇彦 A

こんなにいる!

右に評価を一応付与しておきました。
AAAは、金メダルに最も近しい!
AAは、熾烈な銀メダル争いからもしかしたら金も!
Aは、入賞争いから銅メダルに食い込みたい!
という評価です。

では、ざっと各選手の紹介をしておきましょう。

① SP滑走順 No10
エフゲニー・プルシェンコ(ロシア) AAA


いきなり大本命です。2006トリノオリンピック金、世界選手権3回優勝。
そして実力も、頭一つ抜けています。ファンの間ではもはや宇宙人と呼ばれるほど、次元をたがえた実力。
なんといっても特筆すべきはジャンプの確実さである。
SPとFPで合わせて2度(か3度)の4回転トゥループ!3度のトリプルアクセル!これをまずミスしない。
技術力が高く、昔良く跳んでいたトリプルアクセルートリプルフリップのシークエンスには、何度も驚かされた。
しかし新採点に適した高度のプログラムという意味では、高橋大輔やステファン・ランビエールに評価を譲ることになるかもしれない。今シーズンルッツやループをちょこちょこミスするのも気になると言えば気になる点である。

② SP滑走順 NO 17
高橋大輔 (日本) AA


滑っているだけでセクシーさ、そして独特の雰囲気を見る側に与える、いわずもがな唯一無二の個性を持ったスケーターである。怪我から復帰してから、4回転など高度なジャンプに陰りが見えるが、スケーティングやスピン、ステップなどの技術は格段にアップした。特に、今回のFP『道』は彼のプログラムの中でも最高の出来栄えだとわたしは思うし、それはフィギュアスケート全体としても、そういえると思われる。『道』のプログラムを作ったのはイタリア人の振付師パスカーレ・カメレンゴ氏。ジェレミー・アボット選手のFP『サンサーンス交響曲3番オルガン付き』をの振付師でもあるカレメンゴ氏は、今までそれほ名のある振付師ではなかった。しかし、高橋選手、アボット選手の今シーズンの大躍進の立役者である彼は、今後出世を遂げるだろう。この2つのプログラムは今シーズン屈指の名プログラムであり、『道』においては高橋大輔のスケート人生の悲哀の表現を良く引き立てていると、わたしは思う。特別素晴らしいと思うのは、高橋大輔選手が大怪我を負ってしまい、それでも謙虚な姿勢でスケートという競技に取り組む高橋大輔という人間の高潔な魂を、うまく引き出しているなあと思う点である。

③ SP滑走順 NO 19
ステファン・ランビエール(スイス) AA


プルシェンコと同じく、復帰組の一人である。先の欧州選手権で2位に入り、その存在を強烈にアピールした。
わたしの考えでは男子フィギュアスケートの現役選手で、芸術的な魂を持っていると思う選手は3人しかいない。一人は高橋大輔選手、二人目はジェレミー・アボット選手、そしてステファン・ランビエール選手である。ステファン・ランビエール選手を表現力のある選手の筆頭に挙げるファンは多い。それは彼の演技を見ることですぐにわかることなので今回はわかりやすい技術の話をすると、とにかくスピンは世界一きれいだ。豊富なヴァリエーション、そして回転速度の速さ、どのポジションを切り取っても美しい。そして振付を演じきるフットワークの巧みさ。ジャンプの確率は惜しむべき点だろうが、ジャンプが決まらなかった欧州選手権では、それでも2位に入って見せた。それだけ彼のプログラムが世界中に、正しくはジャッジに愛されているという証左である。トリプルアクセルが苦手で、トップ選手では唯一抜いているので、勝つためには4回転ジャンプの成功は必須である。

【つづきは後ほど】

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