黒木工吉のフィギュアスケート解説ブログ

フリーライター黒木工吉のフィギュアスケートに関するブログです。最新の技術解説、選手の情報からフィギュアスケートというスポーツ全体まで様々な角度から論じてみます。

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速報!銀メダル獲得!浅田真央の131.72!!トリプルアクセル2度認定!!

Total Score Executed Elements Factored Program Components Deductions
131.72 64.68 67.04 0.00

Triple Axel Triple Axel 8.20 0.80 9.00
Triple Axel + Double Toeloop Triple Axel + Double Toeloop 9.50 0.20 9.70
Triple Flip + Double Loop Triple Flip + Double Loop 7.00 0.60 7.60

Flying Sit Spin Flying Sit Spin 4 3.00 0.80 3.80
Spiral Sequence Spiral Sequence 4 3.40 2.60 6.00
Triple Loop Triple Loop 5.50 0.60 6.10
Triple Flip + Double Loop + Double Loop Triple Flip (downgraded) + Double Loop + Double Loop 5.17 -0.48 4.69
Triple Toeloop Single Toeloop 0.44 0.00 0.44
Double Axel Double Axel 3.85 1.00 4.85

Fly. Combination Spin Fly. Combination Spin 4 3.00 0.80 3.80
Straight Line Step Sequence Straight Line Step Sequence 3 3.30 1.10 4.40
Change Foot Combination Spin Change Foot Combination Spin 4 3.50 0.80 4.30

Totals Executed Elements 55.86 64.68

Program Components Unfactored Score Factor
Choreography/Composition 8.45 1.60
Transitions/Linking Footwork 7.85 1.60
Interpretation 8.55 1.60
Performance/Execution 8.50 1.60
Skating Skills 8.55 1.60

Factored Program Components 67.04

対して浅田選手のジャンプの加点が2.72でした。
それ以外の加点が6.1。ここはキム・ヨナ選手を大幅に上回りました。
特にスパイラルシークエンスの加点が+2.6!!これがすばらしい。

演技構成点の得点が67.04ですので、71.04のキムヨナ選手と4点の差がありますが、やはり大きな差は技術点の差です。

浅田真央が64.68、キム・ヨナ選手が78.30。ここで13.62もの得点差が出てしまいました、、、。
浅田選手はトリプルフリップでダブル、トゥループでシングルになってしまいましたので、そこで-8点ぐらいかな?といったのがざっくりしたところですが、あれが二つ入ったとしても、おそらくキム・ヨナ選手はSPの貯金もあったので、逃げ切ったでしょうね。

つまり、過去の記事に書いたとおり、キム・ヨナ選手がノーミスならだれも勝てないのです、、、。

でも、2度のトリプルアクセル!!素晴らしいスパイラルシークエンス、そしてそして、わたしが最も感動したのは、あの凄みの伝わるほどのストレートラインステップ!!!

浅田真央はほんとうに立派にやりました。
それだけにこれほどの差がついてしまったのは、、、。

とりあえずわたしはひきつづき抜けがらです、、、。

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速報!キム・ヨナの超銀河点150.06!

Total Score Executed Elements Factored Program Components Deductions
150.06 78.30 71.76 0.00

Triple Lutz + Triple Toeloop Triple Lutz + Triple Toeloop 10.00 2.00 12.00 Triple Flip Triple Flip 5.50 1.80 7.30
Double Axel + Double Toeloop + Double Loop Double Axel + Double Toeloop + Double Loop 6.30 1.40 7.70
Fly. Combination Spin Fly. Combination Spin 4 3.00 0.80 3.80
Spiral Sequence Spiral Sequence 4 3.40 2.00 5.40
Double Axel + Triple Toeloop Double Axel + Triple Toeloop 7.50 2.00 9.50
Triple Salchow Triple Salchow 4.95 1.40 6.35
Triple Lutz Triple Lutz 6.60 2.00 8.60
Straight Line Step Sequence Straight Line Step Sequence 3 3.30 1.00 4.30
Double Axel Double Axel 3.85 1.40 5.25
Flying Sit Spin Flying Sit Spin 4 3.00 0.60 3.60
Change Foot Combination Spin Change Foot Combination Spin 4 3.50 1.00 4.50

Totals Executed Elements 60.90 78.30

Music:Concerto in F by G. Gershwin

Program Components Unfactored Score Factor
Choreography/Composition 8.95 1.60
Transitions/Linking Footwork 8.60 1.60
Interpretation 9.10 1.60
Performance/Execution 9.15 1.60
Skating Skills 9.05 1.60


Factored Program Components 71.76

とにかくジャンプの加点!!
ジャンプの加点だけで12点です。
それ以外の加点が5.4点ですので、以下にジャンプの加点が凄まじいかわかります。

そして演技構成点。

曲の解釈で9.10!!
演技力で9.15!!
スケーティングスキルで9.05!!


個人的には昨年の世界選手権とほぼ同じ構成で、今回は前回入らなかったサルコウが入ったので、140点に届くくらいでるのかなぁとおもっていたら

150.06!!!

いやいや、個人的に口をつぐみたいような得点ですね。
わたしは心も体も冷え切ってしまいました、、、。

次に浅田真央選手のプロトコルを紹介してみます、、、。
わたしいま抜けがらですけどね、、、。

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女子FS直前企画!読めばテレビ放送が1.4倍くらい楽しくなるかもしれない最終グループの展望をズバリ解説!

いよいよ明日に迫りましたバンクーバーオリンピック女子FS!!
もう明日のお昼すぎには、新しいオリンピックチャンピオンが生まれています!!

それでは男子のときと同じように、SPを振りかえるとともに最終グループの展望などを記してみたいと思います。

まずは滑走順です。

19 レイチェル・フラット
SP 順位 5位 64.64

彼女の『シング・シング・シング』とてもすばらしかったですね。本当に溌剌としていて。わたしは女子の滑る『シング・シング・シング』で何度でもみたいなと思ったプログラムは彼女のが初めてです。トリプルフリップートリプルトゥループ認定されました。しかもGPE(出来栄えの加点減点)の方で+0.4がつき、9.9の高得点です!彼女はこのジャンプを高確率で決めてくるので、認定されてくると怖いです。

彼女は失敗が少なく、そのほかのスピン、ステップも加点をもらえる出来栄えでまとめる力が強いので、FSでもクリーンに滑れば120点中盤はでるかもしれません。そうなると、上位が崩れたら彼女にもメダルのチャンスはあります。

20 安藤 美姫
SP 順位 4位 64.76

『レクイエム』ほんとうにすばらしかったです。わたしは個人的にウルウルしてしまいました。彼女の演技には意志を感じます。音楽をこう表現するのだ、という意志。それはキム・ヨナや浅田真央と比べても彼女が抜群に優れている点です。得点がいまいち伸びなかったのはトリプルルッツートリプルループの第二ジャンプが認定されなかったためです。基礎点11.0のジャンプですが、ダウングレードで基礎点7・5、そして更GOEで1.2も引かれて得点は6.3。しかし私は彼女のチャレンジに大いに興奮しました。自分でもアナウンサーと八木沼さんと一緒に「トリプルループッ!」と叫んでしまいましたからね。あとはトリプルフリップがちょっと乱れてしまいました(見た感じではクリーンでしたがね)。

彼女はたぶん、もうルッツーループを捨てざるを得ないでしょう。4回転サルコウともに、彼女が新採点で失ったものは大きいです。しかし彼女は、5種類の3回転ジャンプをバランス良く決める持ち前の才能があります。要はダブルアクセルートリプルトゥループになるでしょうか?ちょっとまだプログラムの予定を見ていないのでわからないのですが、わたしは昨年の世界選手権での『サンサーンス交響曲第3番 オルガン付き』と同じジャンプ構成にするのが良いと思います。オリンピックの舞台で彼女はとても美しかった。わたしはFSで彼女の芸術的な意志が発露するのを、待ち望んでいます。

21 キム・ヨナ
SP 順位 1位 78.50

バッチリの出来でしたね。浅田選手がパーフェクトに滑ったので、さすがの彼女も緊張していたでしょう。しかし、世界最高得点更新。さすがに『鉄の女』です。

彼女はジャッジに愛されています。世界最高得点というのはそういうことです。世界スケート連盟が、「現状彼女のジャンプや演技を参考にしなさい」ということです。だから軒並み加点がつく。素人目に見ても、彼女のジャンプは幅があってとても美しい。ジャンプというのも個性があるのですが、浅田選手の垂直に跳びあがって回転の速いジャンプよりも、ジャッジはキムヨナのジャンプを支持しているということです。これはもう覆らない。これで他の選手は自力で金メダルを取るに行くのは厳しいと言わざるを得ません。つまり、彼女がミスをしなければ、彼女が金メダルです。

しかし、比較的彼女はフリーでミスをします。彼女はどちらかというとSPのほうが得意な選手です。それほど体力に自信のある選手ではないでしょうし、序盤に3回転3回転、2回転半3回転のコンビネーションを持ってくるので、後半はジャンプが乱れることがままあります。

だから、ロシェット選手、浅田真央選手が完璧に滑れば、逆転できる可能性は大いにあります。
勝負はまだまだこれからですよ。

22 浅田 真央
SP 順位 2位 73.38

やってくれました!演技に入る前の動作がいつもと違うので、緊張でからだが固まってしまっているのではないかと心配したのですが、ほんとうによくやりました!オリンピックのSPでトリプルアクセルの認定は初です!すばらしい。

詳しい得点の分析は以前の記事でしたのですが、キム・ヨナ選手との得点の差は結局のところジャンプの加点ですね。浅田選手に比べてキム・ヨナ選手のジャンプに加点が付いています。

浅田選手は、やはりトリプルアクセルを2度入れる必要があるでしょう。5点の差は、考えなくてもいいでしょう。試合の流れがどうであっても、彼女はトリプルアクセル2回と、自分の入っているエレメンツをしっかり成し遂げれば、彼女が両手をあげたときに、そこにはすばらしい『鐘』の音楽世界の余韻が広がっている筈です。このプログラムを演じきることに、全力を投じてほしい。

彼女はわたしが今まで見た中で一番好調であるように見えます。メンタル的にも楽しさに満ち満ちているようで、とても明るい。彼女はまだ若い選手です。『鐘』を完成させることが、金メダル以上の価値を彼女の人生にもたらすのではないかと、わたしはおもいます。

23 ジョアニー・ロシェット
SP 順位 3位 71.86

よく頑張りました。ベテランといっても、彼女とてまだ24歳です。肉親を亡くすには早すぎます。加えて、このタイミングです。演技が終了した時点でこらえていたものが溢れていしまった彼女に、わたしはもらい泣きしてしまいました。

演技はほんとうにすばらしかったです。彼女の持ち味のエレガントなスケートが、ジャンプがしっかり流れることですばらしく音楽と調和し、ひとつの作品として完成されたものになっていました。カナダ選手権での得点も汲むと、まぁノーミスなら70点はでるのだろうな、とわたしも予想していました。彼女はジャンプやスピン、ステップが浮くことなく、すべて一つの作品のなかで調和しています。

彼女はメンタルのコントロールが心配です。キス・アンド・クライで号泣していた彼女の気持ちの糸が切れていなければ良いのですが……。ぜひフリーで彼女ならではの円熟した『サムソンとデリラ』を期待してしまいます。

24 長洲 未来
SP 順位 6位 63.76

彼女はSPに本当に強い。長い手足を生かしたスピン、スパイラルは本当に圧巻の美しさでした。そしてその他の要素においても本当に洗練された、とても16歳とは思えない出来でした。

しかし彼女はたびたびFSで演技内容に見合わない得点を出されてしまうことがあります。ジャンプのダウングレードが原因ですが、後半のジャンプなどが、軒並み回転が足りないと判断されることがありました。

全米選手権でも、2位で代表の座を掴みとったものの、会場の盛り上がりは彼女が一番だったとおもいます。しかし、得点はフリー3位。総合で2位にとどまったものの、会場からは驚きの吐息が漏れました。

それだけ、目につく失敗をすることの少ない選手です。そして明日のフリーでも全米選手権と同じ最終滑走。自分の持ち味を世界にアピールするつもりで、伸びやかな演技を期待します。ジャンプがすべて認定されれば、メダルの可能性も十分にあるでしょう。
以上、またも駆け足ではありますが、展望を記してみました!
あぁ、楽しみですねー。選手は皆皆、力を出し切ってほしいものですね。

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速報!バンクーバーオリンピック女子SPプロトコル解析 浅田真央とキム・ヨナの4.72点差はどこでついたのか?

浅田真央

Triple Axel + Double Toeloop 9.50 +0.60 10.10
Triple Flip 5.50 +0.20 5.70
Layback Spin4 2.70 +0.70 3.40
Spiral Sequence4 3.40 +2.00 5.40
Double Axel 3.50 +1.60 5.10
Flying Sit Spin4 3.00 +0.50 3.50
Straight Line Step Sequence3 3.30 +1.00 4.30
Change Foot Combination4 3.50 +0.50 4.00

34.40+7.1 41.50

Choreography/Composition 8.10
Transitions/Linking Footwork 7.40
Interpretation 8.20
Performance/Execution 8.40
Skating Skills 8.25
Factored Program Components 32.28

41.50+32.28 73.78

キム・ヨナ

Triple Lutz + Triple Toeloop 10.00 +2.00 12.00
Triple Flip 5.50 +1.20 6.70
Layback Spin4 2.70 +0.80 3.50
Spiral Sequence4 3.40 +2.00 5.40
Double Axel 3.50 +1.60 5.10
Flying Sit Spin4 3.00 +0.50 3.50
Straight Line Step Sequence 3 3.30 +0.70 4.00
Change Foot Combination Spin4 3.50 +1.00 4.50

34.90+9.80 44.70

Choreography/Composition 8.40 0.80
Transitions/Linking Footwork 7.90 0.80
Interpretation 8.75 0.80
Performance/Execution 8.60 0.80
Skating Skills 8.60 0.80
Factored Program Components 33.80

44.70+33.80 78.50

ということで、技術点で3.2点、演技構成点で1.52の差がついています。

技術点の3.2点の内訳は、
コンビネーションジャンプで浅田真央選手の-1.90(内基礎点分-0.50)
単発のフリップジャンプで-1.0

レイバックスピンで-0.1
スパイラルは±0
ダブルアクセルも±0
フライングスピンも±0
ストレートラインステップで+0.3
コンビネーションスピンで-0.5

ですね!ほぼジャンプでの加点の違いです。

演技構成点の違いは

スケート技術 浅田 8.1 キム 8.4
要素の繫ぎ 浅田 7.4 キム 7.9
演技力 浅田 8.2 キム 8.75
振付 浅田 8.25 キム 8.6
曲の解釈 浅田 8.4 キム 8.6

ということで、要素の繫ぎ、演技力、振付でややキム・ヨナに評価が出ました。

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バンクーバーオリンピック女子SP直前企画!読めばテレビ放送が1.4倍くらい楽しくなるかもしれない主要選手紹介!②

【前回のつづき】

④ SP滑走順 No26
ジョアニー・ロシェット(カナダ) AA


地元カナダの期待の星、そして久しぶりのカナダの女子フィギュア金メダル候補です。彼女もうヴェテラン選手と言えるでしょうが、トリノ前後の急激に肉体をシェイプアップし、不安定だったジャンプがバッチリ決まるようになりました。そしてここ数年では、すっかりあらゆる大会の表彰台の常連になるまでに成長しました。

彼女のいいところはすべてにおいて技術が高いということなのですが、特にジャンプに入る動作や助走がとても短いです。それがどうしてすばらしいかといいますと、それだけ音楽表現が濃密になり、ジャンプがプログラムに溶け込むからです。故に、演技構成点でも高い得点を叩き出します。

彼女はおそらくSPでは3回転3回転を回避してくると思われますので、ルッツとフリップがしっかり入るかどうかが肝です。パーフェクトで滑れば彼女も70点代前半を出してくる可能性があります。

今回あげた7選手の中では一番年齢も上であり、エレガントなスケートを魅せることができます。こればかりはキム・ヨナや浅田真央がいかに卓越した音楽表現をもっていたとしても、ロシェットにしか出せないすばらしい魅力ですね。

彼女のお母様がこの大会期間中に急逝されました。彼女はあらゆる悲しみを乗り越え、リンクの上に彼女のやってきたこととそのすべての思いをぶつけることでしょう。

⑤ SP滑走順 No28
レイチェル・フラット(米国) A


フィギュア大国アメリカ若手の期待の星です。アメリカのバンクーバーオリンピック出場枠は2枠しかありませんでした。その2枠を巡る争いは全米選手権一本に絞られ、日本以上に苛烈な闘いが繰り広げられました。

その全米選手権で表彰台のてっぺんに登り、見事彼女は実力でバンクーバーにやってきました。そういう意味で、彼女は出上選手中最も勢いにのっている選手といえるかもしれません。

技術的にはどの技もヴァランスよく高いレヴェルでこなすことができ、ジャンプにおいては失敗する場面が余り見られません。昨年まではすこし個性に欠けるかな、という印象が否めなかったのですが、今シーズンのSP『シング・シング・シング』は彼女の素晴らしさ、人間性のよく表現された、すばらしくすてきなものに仕上がっているので、ぜひ見ていただきたい。特に、ストレートステップは独創的でとても面白い振りになっています。

3回転3回転の第2ジャンプが回転不足判定されるかされないか、それが最終グループに残れるかどうかの際になってくるでしょう。

⑥ SP滑走順 No29
カロリーナ・コストナー(イタリア) AA


彼女は一度プログラムを見ればわかるのですが、スケーティングのスピードが図抜けています。男子より速いのではないかというスピードで、リンクの端から端まで一気に駆け抜けます。

おまけに、3回転3回転の迫力も天下一品です。かつて3回転3回転3回転もきめていた彼女のそのジャンプは、キム・ヨナと同等か、それを凌ぐ美しさを誇るかもしれません。スピンも回転が速く、とても美しい。ステップもレベル4をとれるほど、すばらしいものです。

モロゾフコーチも言っていましたが、持てる力を発揮し、予定しているすべてのエレメンツを上位選手がすべて決めた場合、勝つのは彼女です。どの試合でもそうですが、彼女が持てる力を発揮すれば、キム・ヨナ選手でも問題にならないくらいの高得点が出るでしょう。わたしはFSで140点はでるのではないかと考えています。

彼女はいつもどこかで失敗し、しかもそれを立て直すことができないまま演技を終えてしまうことが多いのです。コストナーがコストナーの潜在能力を発揮したら、現行ルールで彼女に勝てる選手はいません。

⑦ SP滑走順 No30
安藤美姫(日本) AA


彼女はモロゾフコーチとともに、どういった作戦に出てくるかで大きく順位が変わってくると思います。彼女がもつトリプルルッツートリプルループは3回転3回転のなかでは最高難度で得点も高得点ですが、第2ジャンプのループがとりわけ回転不足を取られやすい面があります。

ループは単独で跳んだ場合さえ、ダウングレードの餌食にされることが多く、殊に失敗する選手の多い、鬼門ともいえるジャンプです。彼女は最終滑走者ですから、そこまでの試合がどのように進むかで、彼女のジャンプ構成が変わってきます。浅田真央やキムヨナなど、70点越えが2人以上いた場合などは、3回転3回転は跳ぶ選択をしてくるでしょうし、全体に点数が低調なら、回避してくる可能性もあります。

彼女は5種類の3回転ジャンプを世界で最もヴァランス良く跳べる選手です。元々はフリップに不正エッジの弱点があったのですが、わずかの間にキッチリそれを修正してきました。まさしく彼女はジャンプの天才です。

SPの『レクイエム』は、オリンピックの歴史に残る名プログラムになるだろうと、わたしは思います。ぜひキレのあるトリプルルッツートリプルループを跳んでほしい。それが久しぶりに第二ジャンプのループが認定されたら、俄然彼女はFSでも戦いやすくなるだろう、とわたしは考えます。

以上、非常にざっくりとした紹介になりましたが、これで一緒に放送を楽しみましょう!

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